能代っ子がまちづくり提言 600人の児童生徒参加し「ふるさと会議」
能代市内の中学2年生と小学6年生が古里の課題や将来を考える「未来を創る能代っ子ふるさと会議」が18日、市文化会館大ホールで開かれた。能代一、二ツ井両中学校の代表生徒が総合的な学習の時間を通して学んだことを踏まえ、より良い地域づくりのためのアイデアを斉藤市長に提言。参加した他校の児童生徒も活発に意見を述べ、古里・能代の将来を真剣に考えた。同会議は、市内の子どもたちに古里の未来や課題を考え、将来を担う自覚を高めてもらおうと開催。今回は13小中学校から児童生徒約600人が参加した。「持続可能な能代市をめざして」と題して発表した能代一中は、ライフラインを支える市内の企業で担い手が減っているとして、「小中学生が職場見学や体験ができるように、学校に情報提供したり機会を設定できないか」などと提言した。