能代松陽高の竹原さん韓国で現地高校生と交流 「自由度の高さを感じた」

 能代松陽高(川村寿紀校長)の国際コミュニケーション学科で第二外国語として韓国語を学んでいる竹原あいらさん(2年)が、文部科学省の日韓高校生交流事業に参加し、韓国の高校生との交流を通して異文化への理解を深めた。15日には同校2年生の第二外国語選択者を対象に竹原さんの成果発表が行われ、生徒たちは国際的な視野を広げていた。同事業は日本と韓国の高校生の相互交流を通して、国際的な視野と資質を持った青少年の健全育成を図ることを狙いに、国立青少年教育振興機構が文科省の委託を受けて実施。第二外国語として韓国語を学ぶ全国の高校2年生を対象に募集し、書類選考を通過した36人が先月21日から4泊5日の日程で韓国を訪れた。竹原さんは、日本と比べて韓国の自由度の高さを感じ、高校生の授業中の反応がとても良く、進んで発言していたことが印象的だったという。「実際に現地に行き、韓国の言葉でたくさん交流できたことがとても良い経験になった。学んだことや新たな出会いを大切に、将来に生かしていきたい」と語った。

文科省の日韓交流事業に参加し、韓国の高校生と交流する竹原さん(中央下)
文科省の日韓交流事業に参加し、韓国の高校生と交流する竹原さん(中央下)

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