北羽美術展、絵画も入賞作品決まる 個性光る1315点審査
第57回北羽美術展(北羽新報社主催)の絵画部門審査会は15日、能代市腹鞁ノ沢の高齢者交流センターおとも苑で開かれた。審査員は能代山本のすべての小中学校や義務教育学校から寄せられた作品をじっくりと審査し、入賞作品を決めた。同美術展は、能代山本の児童生徒の情操教育や創作意欲の向上などを目的に昭和43年から毎年開催。今年は絵画、習字(半紙、条幅)の2部門合わせて1844点の応募があった。このうち絵画部門は前回より10点多い1315点(小学校792点、中学校523点)。審査会には、審査長の佐々木彰子さん(能代市、県造形教育研究会元顧問)をはじめ、能代山本の小中学校教諭ら11人が参加。審査員は学年ごとに並べられた作品の中から優れた作品を選び出した後、構図や題材、技法などに注目しながら学年ごとに金賞や銀賞、銅賞、佳作の各賞を決定した。同美術展は、29日から12月2日までの4日間、能代市文化会館中ホールで絵画、習字両部門の入賞作品を展示する。入場無料。