「支え合い、安心して暮らせる地域づくり」誓い合う 能代市社会福祉大会
能代市社会福祉大会は14日、市文化会館中ホールで開かれ、「誰もが支え合いながら安心して暮らすことができる地域づくり」のスローガンの下、約200人が参集、式典や記念講演を通して、福祉ニーズが多様化・複雑化する地域社会の現状を共有し、共生社会実現に向け、連携・協力し合い地域福祉の充実を図っていくと誓い合った。市社会福祉協議会(鎌田耕次会長)主催。式典で鎌田会長は、高齢者の孤立や孤独死、老老介護、貧困の拡大など生活課題が複合化している現状を踏まえ、「社協が市民にとってより身近な存在となり、さまざまな生活課題を共に考え、知恵を出し合いながら、より良い地域社会へと進展できるよう努めていきたい」とあいさつ。記念講演は、講談師の神田織音さんが「成年後見制度」の概要や必要性をユーモアを交えた話芸で紹介した。