秋冬キャベツの収穫盛ん JAあきた白神管内、今年は生育順調
能代山本で、秋冬キャベツの収穫が盛んに行われている。比較的穏やかな天候で推移したこともあって生育は順調に進んでおり、各地の畑では丸々と育ったキャベツを取る農家の姿が見られている。JAあきた白神管内(能代市、藤里町)ではキャベツ部会に約55人が所属し、秋冬は市内を中心に約12㌶で栽培。同市朴瀬地区の約3㌶で作付けする見上隆太さん(41)は、今月初めから秋冬キャベツの収穫を開始した。12日は、共に農業を営む兄の清和さん(46)らと作業に汗を流した。隆太さん、清和さんともに「今年は初夏取りも秋冬ものも品質、収量ともにまずまず」とほっとした様子。昨年と一昨年は、夏場の大雨やその後の極端な少雨が影響して収量が激減していただけに、丸々と育ったキャベツに笑顔を見せていた。収穫は今月いっぱい続く見通し。