プラカード手に「原発ゼロ」訴え 市民ら20人、能代の中心部を行進

 第24回「原発ゼロ!!能代ウオーク」が10日、能代市上町のけやき公園を発着点とする中心市街地で行われ、約20人がプラカードを手に歩き、「原発ゼロ」の社会を訴えた。同市革新懇などでつくる実行委員会(呼びかけ人代表・吉田瑞穂市革新懇代表世話人)の主催。平成23年3月11日に発生した東日本大震災に伴う福島第一原発事故を受け、脱原発の決意を新たにしようと24年11月から毎年春と秋に実施している。けやき公園に集まった参加者は秋晴れの下、「再稼働を許しません」「原発ゼロの日本を」「女川原発再稼働やめよ」と書かれたプラカードや横断幕を手に出発し、柳町通り、畠町通り、官庁街を行進した。公園に戻った後は、震災が発生した午後2時46分に合わせて黙とうをささげたほか、研修を兼ねた集会も開いた。

原発ゼロの社会を訴えたデモ行進(けやき公園前の国道101号で)
原発ゼロの社会を訴えたデモ行進(けやき公園前の国道101号で)

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