能代市が5年ぶり古布回収 各家庭から12・57㌧、輸出し再利用へ

 能代市の古布類回収は10日、同市落合の能代球場駐車場と市二ツ井町庁舎駐車場で行われた。新型コロナウイルス禍により令和元年度以来5年ぶりの実施で、各家庭から不要になった計12・57㌧の衣料品が持ち込まれた。リサイクル業者を通じて中古衣料としてアジア各国に輸出され、再利用される。ごみの減量化やリサイクルの推進が目的で、平成28年度に始まった。令和2年度以降、新型ウイルス感染拡大で実施を見送っていた。この日は市内2カ所で行われた。このうち能代球場駐車場では朝から大勢の市民が訪れ、受け入れ開始時間を当初予定の午前8時から約30分前倒ししてスタート。10㌧トラック2台と4㌧トラック1台の計3台を配置し、衣類を詰め込んだ袋が車内や軽トラックの荷台から次々に降ろされ、市職員が回収業者と協力して積み込んだ。

多くの家庭から持ち込まれた不要になった衣料品(能代市落合の能代球場駐車場で)
多くの家庭から持ち込まれた不要になった衣料品(能代市落合の能代球場駐車場で)

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