白神ねぎ販売額、20億円達成へ順調 生育良好、単価も高く
能代山本地方で秋冬ネギの収穫・出荷が盛期を迎えている。「白神ねぎ」のブランドで首都圏市場を中心に売り込むJAあきた白神(本店・能代市)では今月、過去最速で販売額が15億円を突破。昨年のような極端な天候不順の影響を受けず、生育が比較的良好だったことに加え、高単価にも恵まれ、順調に販売額を積み重ねている。今後は鍋物シーズンで需要がさらに高まる。同JAは、出荷が計画通り進めば年間販売額20億円を初めて達成できるペースとみており、出荷時検査による品質の維持に努めながら、生産者に積極的な出荷を呼び掛ける。