習字入賞作品決まる 北羽美術展、529点の力作審査
第57回北羽美術展(北羽新報社主催)の習字部門審査会は12日、能代市腹鞁ノ沢の高齢者交流センターおとも苑で開かれた。審査長の篠田健三さん(三種町、県書道連盟理事)をはじめ、小中学校教諭や書家ら11人が、能代山本の小中学校や義務教育学校から寄せられた力作529点について、筆の運び方や文字のバランス、それぞれの文字のとめ、はね、はらいなどをじっくりと審査。金賞や銀賞、銅賞、佳作の各賞を決定した。篠田審査長は「どの作品も書写に対する熱意が感じられるほど上手で、入賞作品をすぐに決めることは難しかった。この美術展を通して、多くの人が手書きの良さを感じ、その魅力を後世に伝えてもらえたら」と話していた。同美術展は、29日~12月2日の4日間、能代市文化会館中ホールで開催。