空港乗合タクシー予約、スマホアプリに一本化 ガラケー所有者は困惑
能代市万町の第一タクシー(中嶋吉博社長)は、北秋田市の大館能代空港と能代市内を結ぶ予約制乗合タクシーの受け付けを、11日からスマートフォン(スマホ)アプリに一本化した。社員の負担軽減と業務の効率化を図るため、電話予約をやめた。デジタル化により24時間いつでも予約できるなど利便性が向上する一方、昨年3月に他社が運営していた同空港リムジンバスが廃止されたこともあり、一部のガラケー(ガラパゴス・ケータイ)所有者から「どうやって空港へ行ったらいいのか」と困惑の声も上がっている。中嶋社長(60)は理解と協力を求めつつ「高齢者を見捨てるわけではない。来社してくれればアプリのインストールや初期設定を手伝うなどできるだけサポートする。ホームページにはアプリの使用方法も載せたので参考にしてほしい」と呼び掛ける。