能代商議所「創業塾」始まる 市内の起業希望者ら4人受講
能代商工会議所主催の「創業塾」が10日、能代市元町の能代商工会館で始まった。飲食などの起業希望者らが17、24日を合わせた3日間、中小企業診断士から起業に必要な知識やビジネスモデルなどを学び、最終日にビジネスプランを作成する。起業を希望する人から開業間もない人まで幅広く支援しようと、平成24年度から開催。今年度は市内から30~40代の男女4人が受講し、3日間の講義を通じて創業の心構えや事業計画の立て方など起業のイロハを学ぶ。講師は中小企業診断士の橋本泉さん(東京)が務め、初日は「創業の心構え」「創業に必要な知識と計画」をテーマに学んだ。橋本さんは、事業を始めるに当たり「何かをしたいと思った時点で実現への可能性は芽生えている」とした上で、「何かを明確にし、社会に役立ちそうで、待っている人がいることを理解する」ことが大事だとした。次回17日は経営資源のマネジメントやビジネスシミュレーションを学ぶ。