一般会計歳出は150億円超見込む 三種町の7年度当初予算編成方針
三種町は11日、7年度当初予算編成方針を各課に通知した。8年度の開校を目指して建設工事が進む統合中学校整備事業、能代山本広域市町村圏組合の一般廃棄物処理施設整備事業負担金によって7年度一般会計の歳出規模は合併後最大の150億円を超える見込み。田川町長は同日の幹部職員が出席した会議で「町政運営指針『三種町みらい創造プラン』に沿って事業を進めていくことはもちろんだが、事業の成果も見極めていく必要がある。事業の選択と集中により健全な財政状況を維持しつつ、町政を推進していきたい」と述べた。また7年度は、▽住民の暮らしに直結した安全・安心対策▽人口減少克服に向けた若者の定着・回帰対策▽子どもの育みを支える子育て・教育環境の充実──などに積極的に取り組むことを確認した。