青少年健全育成県大会で能代市の1個人2団体に表彰状
青少年健全育成県大会は8日、県庁で開かれ、県内の4個人4団体を表彰した。能代山本からは、能代工高(現・能代科学技術高)バスケットボール部の部員を受け入れる下宿を長年営んだ金谷正子さん(85)と、能代市第五小の運営委員会、能代市東雲地区民生児童委員協議会の1個人2団体が受賞した。このうち、青少年健全育成功労者の個人の部に選ばれた金谷さんは、昭和48年から令和4年まで約50年にわたって下宿を営み、能代工高バスケ部の下宿生を受け入れた。また、能代市連合婦人会員や市交通安全母の会会長としても活動するなど、子どもたちと触れ合いながら青少年健全育成に力を尽くしてきた。「下宿していた部員たちは朝練があるので、朝4時に起きてご飯を食べさせて弁当を持たせていた。みんないい子ばかりで、まめや水膨れをつくって頑張っていた。今でも電話をくれたり、近くに来ると寄ってくれたりする」と下宿を営んだ日々を振り返った。