就職先は「収入の良さ」重視 能代市、初のこども・若者意識調査実施

 能代市は、「こども・若者の意識行動に関する調査」の結果をまとめた。市内の15~39歳を対象に初めて実施。就職や就労に当たっては「収入の良さ」を重視し、将来の不安要素として「収入・生活費」を挙げる人が多数を占めたほか、これからの若者のために必要だと思う取り組みは「お金の心配をせずに学べるよう支援する」ことがトップとなるなど、経済的な問題とその対応が子ども・若者を巡る課題として浮かび上がった。一方、ほとんど外出せず引きこもり状態の人もおり、困難を抱える若者への支援も求められている。調査は、市こども計画の策定に向けて実施し、進学や就労、普段の生活、悩みや不安、地域との関わりなどを聞いた。市内の15~39歳の1千人を対象にして6月に郵送で行い、251人が回答(回収率25・1%)した。

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