愛好者らこん身の一句読み合い交流 能代で俳句大会

 第64回能代市俳句大会はこのほど、市立能代図書館で開かれ、市内の俳句愛好者たちが交流を深め合いながら、こん身の一句を詠んだ。選句の結果、1位は兼題が平川邦雄さん(能代市)の「一椀の湯気も御馳走きのこ汁」、席題は岸部吟遊さん(同)の「秋祭継ぎふるさとを継ぎにけり」と柴田テツ子さん(同)の「秋思ありみすずの詩を読みをれば」が選ばれた。大会は同図書館が毎年開催。市内の句会に所属する会員や高校生に参加を呼び掛けたところ、32人から兼題(当季雑詠)への投句があった。このうち16人が大会に参加し、席題の句作に取り組んだ。

真剣なまなざしで句作に取り組む参加者たち(能代市立能代図書館で)
真剣なまなざしで句作に取り組む参加者たち(能代市立能代図書館で)

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