「冬色のカーテン」連なる きょう立冬、農村部ではダイコン天日干し

 きょう7日は二十四節気の一つ「立冬」。暦の上では冬が始まる頃とされる。能代山本の農村部では、農家が漬物用のダイコン干しを行っている。青空の下でカーテンのように連なる白いダイコンは、晩秋から初冬にかけての風物詩ともなっている。三種町浜田の農業、清水与司雄さん(70)は約25㌃の畑でダイコンを栽培。特産のメロンの収穫を終えたお盆すぎに種をまき、収穫は先月末に開始した。妻と2人、早朝に掘り出したダイコンを作業所に持ち帰って土を洗い流し、畑に戻って架台に掛ける。10日間ほど干して町内の産直施設に出荷するという。清水さんによると、夏以降は天候が比較的穏やかだったこともあり、生育は順調だったという。

日差しを受ける干しダイコンは、まるで白いカーテンのよう(三種町で)
日差しを受ける干しダイコンは、まるで白いカーテンのよう(三種町で)

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