浸水いち早く察知 能代市の悪土川流域6カ所にセンサー設置
能代市は、大雨による浸水被害が頻発している松長布地区など悪土川流域に、「浸水センサー」を設置した。国土交通省の実証実験に参加し、川沿いのガードレールなど6カ所に取り付けた。大雨時にセンサーに水が達すると市の担当者にメールが届く仕組みで、市は浸水状況をリアルタイムで把握し、避難情報の的確な発令などに役立てたい考え。5日は同市松長布の現地で地域住民らがセンサーを確認。実証実験の意義などに理解を深め、大雨時の対応の強化や、水害のないまちづくりに期待を示した。