旧能代産廃「第6処分場」の掘削調査要望 住民ら2年ぶり現地視察
能代市の「能代の産廃を考える会」など住民団体が2日、同市浅内の旧能代産業廃棄物処理センターを訪れ、県や市の担当者と共に現地視察を行った。ドラム缶が埋まっているとみられるセンター東側の「第6処分場」を視察し、掘削による調査と早期撤去を県に求めた。第6処分場では、平成25年のボーリング調査でドラム缶の可能性がある金属片が確認され、7月の環境対策協議会でも住民側が掘削を求めている。現地視察は2年ぶりで、住民側として考える会事務局、浅内自治会、浅内水利組合の3人、県環境整備課と市環境衛生課の職員5人が参加。考える会事務局長の原田悦子さんは「(業者が設置したという)遮水シートは信用ならない。不適切な埋め方がされているのははっきりしている。順序立てて掘削や調査、除去をすべき」などと改めて主張した。