創立30周年テーマに趣向凝らし 能代支援学校祭にぎわう

 能代支援学校(佐藤圭吾校長、児童生徒94人)の学校祭「拓(ひら)く」は2日、能代市真壁地の同校で開かれた。創立30周年を記念した児童生徒のステージ発表、小学部と中学部の学年発表や作業学習で製作した製品の販売、PTAや同窓生によるバザーや縁日など多彩な企画が行われ、校内は来校した保護者や地域住民でにぎわいを見せた。メイン会場の同校体育館では、中学部が「のしろタイムトラベラー」と銘打ったステージを発表。時間旅行ができる装置を開発した3年生が、同校(能代養護学校)が開校した平成6年、恒例行事となった全校田植えがスタートした15年、中学部オリジナルのよさこい踊り「緑風會の舞」が誕生した28年に〝タイムワープ〟し、同校の歴史を振り返る──という趣向で、生き生きと歌い踊る生徒たちに盛大な拍手が送られていた。

創立30周年をテーマにしたステージ発表が行われた学校祭
創立30周年をテーマにしたステージ発表が行われた学校祭

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