秋の火災予防運動スタート 能代消防署では消防団のポンプ運用講習開催

 秋の火災予防運動は3日、全県で一斉に始まった。能代山本地域でも消防関係者による訓練やパレード、警戒広報などがさまざまな活動が行われ、火災予防意識をさらに高めた。期間は9日まで。能代市緑町の能代消防署では初日、消防団ポンプ運用講習会が開かれ、団員らが適切な消防ポンプの扱い方、分団間の連携の在り方を確かめ合った。講習会は3年7月に同市浅内字船沢地内で発生した火災で、低地にある水利から高台にあった現場への長距離中継送水、分団間の連携、小型ポンプの操作などで課題が浮き彫りになったことを受け、団員の操法技術向上を目的に春と秋の火災予防運動期間に合わせて実施している。今回は第1、第2分団から団員約20人が参加。ウオーターハンマー(水撃)現象などで機器を破損させないように正確かつ迅速に伝え合った。

消防ポンプの扱い方や分団間の連携を確認した講習会
消防ポンプの扱い方や分団間の連携を確認した講習会

関連記事一覧

error: Content is protected !!