目標の合計特殊出生率どう達成 能代市議会、新・人口ビジョン素案質疑

 能代市議会の全員協議会は1日、市役所議場で開かれ、市が人口ビジョンの素案を説明した。同市の人口の将来展望は、各種施策を展開することで、1人の女性が生涯に産む子どもの数の指標「合計特殊出生率」は2・07を達成するといった前提により、2070年に2万1992人になると展望。議員からは「どんな政策で2・07という大変な数字を達成できるのか」といった質問が出され、市は「簡単には達成できないが、近づけていくためさまざまな施策を展開する」と説明した。人口ビジョンは、持続可能な社会の実現に向けて効果的な施策を企画立案する上で基礎資料となるもので、人口の将来展望などを提示する。現在のビジョンは平成27年度に策定したが、来年3月に改訂する。

人口ビジョンの素案について議員が意見を述べた全員協議会
人口ビジョンの素案について議員が意見を述べた全員協議会

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