県山本振興局が鳥インフルの防疫演習 万一に備え対応の手順確認
県山本地域振興局は31日、能代市御指南町の同振興局で高病原性鳥インフルエンザに対応した防疫演習を行った。ウイルスの宿主である渡り鳥の飛来シーズンを迎えているほか、今月21日には、潟上市内で衰弱した野鳥のコガモが見つかり、その後の検査で高病原性ウイルス(H5亜型)が検出された。演習には各部から職員約50人が参加、管内の養鶏場での発生を想定し、感染拡大と早期収束に向けた対応を迅速に講じられるよう手順を確認しつつ、万が一の事態に備えて危機管理意識を高めた。