能代山本関係2路線3区間の赤字拡大 JR東日本が5年度収支公表
JR東日本は、奥羽本線や五能線など利用者が少ない路線・区間の5年度収支を公表した。能代山本地域を通る奥羽本線の東能代駅─大館駅、五能線の東能代駅─能代駅、能代駅─深浦駅の2路線3区間はいずれも赤字。前年度より赤字幅が広がり、3線区合計の赤字額は約53億9900万円だった。区間別の赤字額は、東能代駅─大館駅間(輸送密度1185人、営業キロ47・5㌔)が約33億6500万円(前年度比6900万円増)、東能代駅─能代駅間(輸送密度769人、営業キロ3・9㌔)が約3億1900万円(同比約1億2300万円増)、能代駅─深浦駅間(241人、63㌔)が約17億1500万円(同比約2300万円増)。