藤里町5年度普通会計決算、2年連続の実質単年度収支赤字
藤里町の5年度普通会計決算は、財政調整基金取り崩しなどを加味した実質単年度収支が7457万9千円の赤字となった。大雨による災害復旧に伴い、査定を待たず町単独での事業実施が求められたことで、基金取り崩しが大きかったことが主な要因で、赤字は2年連続。地方公共団体の財政構造の弾力性を示す経常収支比率は、前年から2・8㌽上がって90%となった。大型事業は一段落したが、今後は認定こども園事業などのプロジェクトが想定されることも踏まえて、より慎重な財政運営に当たるとしている。