旧料亭金勇で「風の松原展」 歴史と現状、保全活動を紹介
能代市柳町の旧料亭金勇で、「風の松原展」が開かれている。能代の街を飛砂から守ってきた松原の歴史と現状、保全活動を展開する団体の活動内容を紹介するパネルをはじめ、江戸時代の松原の広がりがうかがえる「能代町絵図」など、多彩な資料が並んでいる。旧料亭金勇と「風の松原に守られる人々の会」(桜田隆雄会長)の共催。特別企画として年に1度開いており、今回が3回目となった。旧料亭金勇の杉山靖広施設長は「風の松原は、金勇と同じく能代の大切な宝。歴史や役割に理解を深めてもらえる機会になれば」と話している。会場は1階曙の間。11月10日まで。時間は午前9時30分~午後4時30分。入場無料。