藤里学園生徒が大沢のブナ林でモニタリング調査 遺産地域との違い分析へ
藤里町の藤里学園(佐藤政彦校長)の7年生たちが29日、同町大沢のブナ林でモニタリング調査を行った。6月に木の幹回りなどを測定したのに続くフィールドワークで、世界遺産地域の標準的なブナ林のデータと比較して里山のブナ林の特徴などを分析するため、木の下に設置したトラップに落ちた葉や実を回収した。この日に回収した葉や実は学校で分析し、里山に広がる身近なブナ林と遺産地域内の標準的なブナ林のデータを比較して、どんな違いがあるのかを考察することにしている。その結果は11月に開かれる学習発表会で紹介することにしている。