人材確保事業具体化できず 能代市高齢者福祉・介護保険計画の5年度評価
能代市は、高齢者福祉計画・第8期介護保険事業計画(3─5年度)の最終年度(5年度)の実績評価を公表した。取り組みと目標を定める11項目のうち「高齢者の積極的な社会参加」「介護予防等の推進」など10項目は、目標を達成したと自己評価した一方、「施設介護サービスの質的向上」は、介護人材確保の取り組みで具体的な事業展開に至らず、一部未達成とした。今年度から取り組んでいる第9期計画は「介護従事者の人材確保及び資質の向上」を重点の一つに掲げており、市長寿いきがい課は「人材育成に向けた補助金などの活用を促すとともに、ハローワークなどとの連携も深めて求職者の動向把握に努め、市としてできることを具体化していく」とした。自己評価の結果は、市ホームページからダウンロードできる。