能代科技高が新校舎竣工記念式典 さらなる飛躍誓い合う
能代科学技術高(藤原孝一校長、生徒305人)の竣工(しゅんこう)記念式典は25日、能代市盤若町の同校第1体育館で行われた。生徒や教職員、工事関係者らが出席し、完工を喜ぶとともに、今後のさらなる飛躍を誓い合った。同校は工業科と農業科を有する県内初の高校として、3年4月に開校。新校舎整備事業は元年6月、旧能代工高敷地で校舎の解体を皮切りに始まり、同年10月に新校舎の建設に着工。3年2月までに教室・特別・管理棟(鉄筋コンクリート造4階建て、延べ床面積6977平方㍍)や工業科・農業科実習棟(同3階建て、6230平方㍍)、ガラス温室3棟などが完成。3~5年度にかけて、第2体育館(鉄骨造一部木造2階建て、1787平方㍍)や部室棟(木造平屋建て、119平方㍍)、セミナーハウス(木造2階建て、492平方㍍)の新築工事などを行い、今年3月に事業が終了した。建築費は59億3千万円。式典には、生徒や教職員、工事関係者、来賓ら約450人が出席した。