藤山自治会と松籟荘など3施設が合同防災訓練 有事の協力体制確認
能代市緑町の養護老人ホーム松籟荘など隣り合う3施設と、藤山自治会は19日、大地震に伴う火災発生を想定し、合同総合防災訓練を実施した。利用者、職員、自治会から総勢117人が参加。降雨のため屋外への避難は見送ったが、職員や住民らは移動ルートや誘導方法を確認しながら、利用者の安全な避難を支援し、万一の際に備え協力体制を確かめた。松籟荘、緑町デイサービスセンター、緑町グループホームの3施設は、市の指定管理者として市社会福祉協議会が運営。3施設と同自治会は平成23年に災害時の相互協力協定を締結、毎年合同訓練を実施している。避難訓練後は水消火器を使った初期消火訓練を行ったほか、住民には松籟荘が備蓄している非常食の試食を提供した。