トヨタ流「カイゼン」でマイタケ生産現場の困りごと解決 藤里町で報告会

 マイタケ生産事業を行う藤里町振興協会(会長・佐々木町長)がトヨタ自動車東日本と協力して生産性向上のため取り組んできた相互研鑽(けんさん)活動の最終報告会は18日、同町のまいたけセンターで開かれた。半年間にわたる活動で24件の「困りごと」を解決するなど成果を報告した社員らは、「課題にどう対応するか考える力が付いた」と、トヨタ流「カイゼン」を継続したいと話した。相互研鑽活動は、同協会があきた企業活性化センターの生産性向上支援事業でトヨタ自動車東日本と協力して行った生産性向上のための取り組み。4月から半年にわたり、毎月2回程度来町した同社TPS推進部の白鳥裕也さん、遠藤勇さんの2人と、協会の社員が生産現場で5S(整理・整頓・清掃・清潔・しつけ)などを実践してきた。

生産性向上のため現場の社員らが取り組んだ相互研鑽活動の成果を説明した最終報告会
生産性向上のため現場の社員らが取り組んだ相互研鑽活動の成果を説明した最終報告会

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