不正軽油に厳しい目 能代市で車両止め抜き取り調査
総合県税事務所は17日、能代市浅内地内の国道7号沿いでディーゼル車を対象とした燃料の抜き取り調査を実施した。約2時間で10台を調査し、「不正軽油」は見つからなかった。今月は全国不正軽油撲滅強化月間で、全国の主要幹線道路など118カ所で路上抜取調査を実施する。この日は、同事務所職員と能代署員計9人が走行中のトラックやダンプカーを駐車帯に誘導、停車させ、ドライバーに調査の概要を説明。同意を得た後、タンクから約100㍉㍑の軽油を抜き取り、灯油や重油に含まれる識別剤「クマリン」の混入の有無を機器や目視で調べ、不正がないか確認した。