藤沢女流本因坊が連勝飾る 旧料亭金勇で対局

 囲碁の第43期女流本因坊戦五番勝負第2局は20日、能代市柳町の旧料亭金勇2階大広間で打たれた。藤沢里菜女流本因坊(26)=七段=が、挑戦者の牛栄子四段(25)に対して優勢に対局を進め、177手で黒番中押し勝ちした。2連勝で、名誉女流本因坊の資格が得られる5連覇まであと1勝とした藤沢女流本因坊は「序盤は判断しにくい場面も多く、誤算もあった」と反省点も挙げつつ、第3局に向けて「体調を整えて、精いっぱい力を出し切ることができたら」と語った。牛四段は「形勢が良くないかなという場面で、もうひと頑張りしたかった」と振り返り、背水の陣で臨むことになる第3局は「良い内容にしたい」と力を込めた。第3局は今月28日に鳥取県湯梨浜町で行われる。

藤沢女流本因坊(右)と牛四段が対局を繰り広げた(能代市の旧料亭金勇で)
藤沢女流本因坊(右)と牛四段が対局を繰り広げた(能代市の旧料亭金勇で)

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