3流派の力作並ぶ 能代市民芸文祭・華道展始まる

 第60回能代市民芸術文化祭(芸文祭)の華道展は19日、市文化会館中ホールで始まり、市華道連合会(佐藤勝子会長)の会員約40人が思い思いに選んだ花材で生けた力作が訪れた市民らの目を楽しませている。20日まで。同会は池坊、潮式挿花、嵯峨御流の三つの流派で構成し、昭和24年に創立。毎月1回流派ごとに集まって活動し、研さんを積んでいる。今展は、池坊が3種の花材でつくる「生花」、洋花と組み合わせた「立花」、形を定めず自由につくる「自由花」を出品。また、嵯峨御流が草木を中心に、山と海をつなぐ自然を表現した「河川の景」などを、潮式挿花は生けた花が〝野にあるごとく〟自然に見えるように意識した植物本来の良さを生かした作品などを出展した。

色鮮やかな草花を使った生け花が並ぶ華道展
色鮮やかな草花を使った生け花が並ぶ華道展

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