能代支援学校、創立30周年を祝い合う 生徒はミュージカルで花添える
能代支援学校(佐藤圭吾校長、児童生徒94人)の創立30周年記念式典は19日、能代市文化会館大ホールで行われた。児童生徒や教職員、保護者ら約300人が出席して節目の年を祝い合うとともに、児童生徒の自立と社会参加に向けて力を尽くしていくことを誓い合った。式典後は同所で高等部生徒によるミュージカル第29回公演「ごんぎつね~伝えたいこと~」も上演され、生徒46人がキャストやスタッフとして参加。作品を通じて言葉や文化などにとらわれず、自分の思いを相手に伝える大切さを観客に訴えた。終演直後には生徒たちの約4カ月間にわたる稽古への努力と熱演をたたえ、惜しみない拍手が送られた。