コンビニや郵便局が強盗対応訓練 能代での事件発生受け
能代市扇田のローソン能代扇田店と同市一本木の東能代郵便局で16日、強盗対応訓練が行われ、参加者は有事に備え、適切な対応や110番通報の手順を確かめ合った。先月28日に市内のコンビニ店で発生した強盗事件を受け、有事の際の対応力向上を図ろうと、全国地域安全運動(11~20日)に合わせて実施。このうちローソン能代扇田店の訓練には、店員と能代署員計7人が参加。はじめに強盗犯役の署員がサングラスやマスクで顔を覆って店内に入ると、レジカウンターにいた店員に刃物を突き出して現金を要求した。店員は強盗犯を刺激しないように注意を払いながら対応し、犯人が店外へ逃走した後は、身体特徴や服装、逃走に使用した乗用車の車種、ナンバーなどを確かめた。