農水省事業に全国から参加者 三種町でリンゴ収穫体験

 農林水産省の「農山漁村関わり創出事業」の実地研修が三種町で行われている。農業や農村での暮らしに興味を持つ参加者が全国各地から来町し、リンゴの収穫などを体験しながら、生産者から農産物を育てる喜びや苦労といった話を直接聞き、農業の現場に理解を深めている。農産物の生産や調達、加工、流通、販売などを展開する「和郷」(本社・千葉県)が農水省の交付金を活用して「和郷アグリカレッジ」と銘打って実施。参加者は、いずれも就農や農山漁村に関心を寄せる人たちで、事前に和郷の関連施設を視察するなどした上で、3泊4日の実地研修のために15日に三種町入り。16日午前は森岳地区の安藤果樹園でリンゴの収穫を体験した。実地研修は11月と来年6月にも3泊4日で計画されている。

農林水産省の農山漁村関わり創出事業で、収穫の喜びを味わう参加者
農林水産省の農山漁村関わり創出事業で、収穫の喜びを味わう参加者

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