能代二中の藤村、スポーツクライミングで東北トップ級の活躍
3年の東京五輪で初めて競技に選ばれ、今年のパリ五輪でも注目を集めたスポーツクライミング。能代市能代二中1年の藤村一覇(13)は昨年5月に競技を始め、今年8月には東北大会の中学1年の部で優勝するなど活躍を見せている。スポーツクライミングは、ホールド(カラフルな取っ手)が取り付けられた壁を体一つで登る競技。藤村は昨年のゴールデンウイーク、父・大輔さん(46)の実家がある鹿角市にカフェとクライミングを楽しめるジムがあり、帰省した際に興味本位で入店。初心者ながらに8級、7級の課題をクリアし、指導者から勧められてクライミングにのめり込んだ。能代山本にクライミングのジムがないため、毎週水曜日に秋田市のジムに通って2時間程度練習している。