三種町議会、ペーパーレス会議開始 資料電子化で利便性向上
三種町議会は11日、ペーパーレス会議システムの運用を開始した。タブレット端末の活用で議案書などの紙資料を廃止していく。電子化で町当局からの迅速な情報提供、資料の検索機能といった利便性が図られ、議会機能の強化が期待される。「慣らし運転」として新たなシステムは委員会や全員協議会で使い始め、7年度から本会議でも運用と段階的に進める。同町議会では4年5月の改選前からペーパーレス会議システムを望む声が聞かれ、改選後の同年9月から1年間「IT化検討特別委員会」を設置。システムを導入すべきとの調査結果をまとめ、町当局に対し、6年度一般会計当初予算にシステム導入(50ユーザー、80万円)やタブレット端末取得(議員15人と議会事務局3人の計18台、495万円)のための費用を要望した。