能代山本で緑色のカメムシ大量発生 住民「気持ち悪い」と困惑
能代山本地方で、鮮やかな緑色の体が特徴的な「ツヤアオカメムシ」が多く見られている。もともとは関東以西で生息していたが、温暖化や暖冬などの影響で東北地方でも大量発生するようになった可能性がある。店舗や家の明かり、街灯に引き寄せられるように飛び回ったり、窓ガラスにぶつかって地面を転げ回ったりする姿も多く見られ、住民からは「気持ち悪い」といった声が聞かれる。ツヤアオカメムシは体長15㍉前後。果実に被害をもたらす「果樹カメムシ類」として知られ、県病害虫防除所によると、先月下旬には県央部のナシ園で被害果が確認されたとし、注意を呼び掛けている。