立派な砂防林にと願い込め 能代一中生、風の松原にクロマツの苗木植樹

 能代市能代一中(嶋田正明校長)の1年生が9日、風の松原でクロマツの保全植樹を行った。生徒たちは大きく立派な砂防林に育ってほしいと願いを込め、苗木100本を植樹した。同校の1年生は総合学習の一環で国有林「風の松原」について学んでいる。保全植樹は、クロマツの苗木を自ら手植えし、松原への愛着、理解を深めてもらおうと、県「秋田県水と緑の森づくり税」を活用し、3年から実施。松原を管理する米代西部森林管理署から場所の提供、指導を受け毎年100本の苗木を植樹している。この日は1年生40人が参加。600㍍ほど松原に入った「健康づくりのみち」沿いに植えた。管理署職員からは松くい虫による被害も学んだ。

能代一中の1年生40人がクロマツの苗木を植樹(能代市風の松原で)
能代一中の1年生40人がクロマツの苗木を植樹(能代市風の松原で)

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