三種町山本地域でリンゴの収穫盛期 甘さ、玉伸びとも良好

 三種町山本地域でリンゴの収穫が盛んに行われている。生産者は丹精込めて育てたリンゴを消費者に届けようと出荷作業に励んでいる。昨年は霜被害や高温障害などの影響で収量が落ち込んだ果樹園もあったことから、今年は出来秋を実感。収穫は来月まで続く。森岳地区にある安藤果樹園は、高齢の園主に代わってグリーンツーリズム団体「田舎ぐらし大学みたね」が3年から栽培管理を担う。今年は有志9人が約50㌃の園地で冬季の剪定(せんてい)や5月の授粉、6月の摘果、病害虫防除といった作業に当たってきた。収穫は8月下旬に始まり、「秋田紅ほっぺ」や「つがる」「早生ふじ」といった品種を取り終え、現在は「シナノスイート」。甘さ、玉伸びとも良好という。

丹精込めて育てたリンゴの収穫が進む(三種町森岳地区で)
丹精込めて育てたリンゴの収穫が進む(三種町森岳地区で)

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