二ツ井宝の森林プロジェクト、今年度の県環境大賞受賞 12日に表彰式

 県は7日、今年度「環境大賞」に能代市の「二ツ井宝の森林(やま)プロジェクト」など6件(2個人4団体)を決定したと発表した。12日に秋田市のJR秋田駅前で行われる「あきたエコフェス」の開会式の中で表彰する。活動事例を広く県民に紹介し、環境保全に関する自主的な取り組みを促進しようと平成10年に創設した表彰制度。今年度は個人、学校教育関係、団体の3部門に17件の応募があった。能代市二ツ井町梅内地区の有志が立ち上げた二ツ井宝の森林プロジェクトは、集落の森林整備を進めながら間伐材などを薪(まき)やチップ材として販売し、森林資材の有効活用に寄与。キノコの植菌やチェーンソーの取り扱い講習など森林に親しむ体験活動の実施など、森林を生かした地域づくりにも貢献していることが評価された。

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