能代市の企業版ふるさと納税、初めて1千万円突破
能代市への「企業版ふるさと納税」の5年度寄付実績は、5年度に8社270万円で、4年度に比べて2社増え、金額は110万円減少した。一方、今年度は現時点で7社、1082万円となり、初めて1千万円を突破している。今年度からは水素ラボ構想の実現に向けた寄付を新たに募り、実績が生まれ始めている。市は「今後も情報を発信して実績を伸ばしていきたい」としている。企業版ふるさと納税は、国が認定した地域再生計画に位置づけられる地方公共団体のプロジェクトに対して企業が寄付を行った場合、法人関係税から税額控除する仕組みで、平成28年度に創設された。能代市では、地域再生計画の「市まち・ひと・しごと創生推進計画」(3~6年度)に沿った事業に寄付を活用することにし、3年度から寄付を受け付けた。