鹿角の山林でマツタケ118本ゲット 能代市の新井田さん
能代市鰄渕字下悪戸でキノコや山菜の加工業を営む新井田栄治さん(77)が5日、鹿角市の山林でマツタケ118本を収穫した。「雨が少なかった影響で、虫食いや小振りなものが多い。クマに注意しながら引き続き収穫していきたい」と話している。新井田さんはクマ対策のための拡声器や発煙筒、爆竹など準備を整え、同日午前5時30分ごろからアカマツ林でマツタケ探しを始めた。長年の経験から地面を這うようにして松葉が盛り上がっている場所を見つけると、手で松葉を寄せてマツタケを発見。約3時間かけて大小さまざまの118本を探し当てたほか、林までの道すがらイクジ(アミダケ)など数㌔も収穫した。