峰浜小と八森小の5年生、手作業で稲刈り体験
八峰町峰浜小と八森小の5年生が先月30日、同町峰浜小手萩地区の田んぼで稲刈りを体験した。児童たちは鎌で稲を刈る昔ながらの収穫に挑戦、出来秋を実感した。峰浜小では開校した平成28年から5年生が稲作の栽培体験学習を実施。今年もJA秋田やまもと青年部峰浜支部の支部員が管理する圃場(ほじょう)から約4㌃を借りて5月に田植えをし、この日の収穫を迎えた。児童同士の交流を図ろうと、八森小の5年生も参加した。両校の児童27人は、支部員から「親指を上に向け、稲の根元から鎌を引くように刈り取る」などと説明を受けた後に収穫を開始、他校児童と会話も楽しみながら作業に汗を流した。収穫したコメは乾燥、もみすり、精米を経て給食で味わうほか、11月の町民文化祭で〝峰っ子米〟として販売される。