新型コロナワクチンの定期接種開始 高齢者ら対象、自己負担も発生

 高齢者らを対象とした新型コロナウイルスワクチンの定期接種が1日に始まり、能代山本地域の医療機関でも、接種を希望するお年寄りたちの受け入れがスタートした。同地域では34医療機関が定期接種に協力し、実施期間は来年2月末まで。新型コロナのワクチン接種は、5年度末まで予防接種法上の「特例臨時接種」で行われたが、国は今年度から新型コロナ感染症をインフルエンザと同じ「B類疾病」に分類し、65歳以上の高齢者等を対象とした定期接種に変更した。実施主体は市町村。各市町の集団接種は行わない。定期接種化に伴い自己負担が生じるが、4市町とも定期接種対象者1人当たり1万1800円(国による基金からの助成8300円、市町独自分3500円)を助成、窓口負担額は3500円程度に抑えられる見込み。

新型コロナウイルスワクチンの定期接種がスタート(八峰町営診療所で)
新型コロナウイルスワクチンの定期接種がスタート(八峰町営診療所で)

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