点字ブロックチェック 能代市内でバリアフリー調査
県視覚障害者福祉協会(照井忠会長)は先月29日、能代市内でバリアフリー調査と困りごと等相談会を行った。調査では同市元町のJR能代駅を出発し、上町の市役所を経由して万町の市在宅障害者支援施設とらいあんぐるまで歩き、点字ブロックの敷設状況などを確認。改善を求めたい点は所管する行政へ要望書を提出し、住みよい街の実現を目指す。バリアフリー調査は年1回、対象市町村を変えて実施。調査したルートに関して照井会長は「視覚障害者は列車を使う人が多い。駅前周辺の点字ブロックがすり減って分かりにくくなっているので、直してもらえれば」と話した。調査後、とらいあんぐるを会場に「困りごと相談」を行った。