原木市、買い方慎重 県銘木センターで秋銘展2日目

 県銘木センター(瀬川貴志理事長)の第56回県銘木展示大会(秋銘展)は2日目の27日、能代市河戸川の同センターで原木と製品の競りが行われた。原木市は県内外の杉丸太約30立方㍍が出品され、総額68万円の売り上げとなった。弱含みの製品市況を反映して、慎重な買い方が目立った。センターの競り人は「原木は不足しているが、製品市況の弱さを反映して、買い方は強気になれず、慎重な姿勢が目立った。建築単価は上がっているが、住宅などで使う構造材などの木材単価は上がっておらず、厳しい市況が続いている」と話した。最終日の28日も製品の競り売りが行われる。

県内外の製材業者らが買い付けに訪れた「秋銘展」の原木市(能代市河戸川の県銘木センターで)
県内外の製材業者らが買い付けに訪れた「秋銘展」の原木市(能代市河戸川の県銘木センターで)

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