メタバースで「近美」の作品鑑賞 能代市中央公民館知っ得講座

 能代市中央公民館の知っ得講座「のしろでキンビ(近美)~最新技術で鑑賞する近代美術館~」は26日、同公民館で開かれた。参加者は専用のゴーグルを着用し、最新技術を体感しながら、インターネット上の仮想空間に再現した横手市の県立近代美術館の作品の鑑賞を楽しんだ。県では、多くの人に同美術館の作品に親しんでもらおうと、今年4月からデジタル技術を活用した仮想空間「メタバース」での作品閲覧サービスを開始。仮想空間は実際の県立近代美術館をモデルに作られていて、収蔵されている日本画など約80の作品が鑑賞できる。今年度は出前講座などで県内各地で体験会を開きながら広く周知している。仮想空間は、県立近代美術館のホームページからソフトをダウンロードし、メールアドレスなどを登録すると利用できる。

専用ゴーグルを着用し、仮想空間で作品鑑賞を楽しむ参加者
専用ゴーグルを着用し、仮想空間で作品鑑賞を楽しむ参加者

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