瀬川銘木(能代市)の「天然杉厚板」最高賞 秋銘展開幕
県銘木センター(瀬川貴志理事長)の第56回県銘木展示大会が26日、能代市河戸川の同センターで開幕した。製材、製品、加工部門に出品された約2100点の審査が行われ、最高賞の林野庁長官賞に瀬川銘木(同市中川原)が挽(ひ)いた熊本県産の小国杉「天然杉厚板」が選ばれた。「秋銘展」の愛称で呼ばれる同大会は東日本銘木展示大会(1月)、銘青会まつり(5月)に並ぶ三大特市の一つ。能代山本を中心とする県内外の製材会社が手掛けた厚板1100点、天井板500点、腰板・床天300点、造作材100点などが出品された。製品の競りは27、28日、原木の競りは27日に行われる。